かみちゅ! 感想 【最小限ネタバレ】
なかむーから何度もオススメされたアニメ、「かみちゅ!」。はじめに勧められてから半年以上経ちついにチーピンが完走しました。まずは「かみちゅ!」の基本情報から。
かみちゅ! 2005年夏アニメ・全16話(8、11、13、16話はTV未放送)
アニメオリジナル ブレインズ・ベース制作
平成17年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞←!?
読売新聞でべた褒めの記事も。
続いてチーピンの総評
世界観 8 設定 8 キャラ 6 作画 7 ギャグ 4
主題歌 7 etc
総合評価 62点
まずは設定が面白い。普通の中学生「一橋ゆりえ」が突然神様になった。基本はこれだけだが、町のみんなが神様だということを普通に受け入れている。わざわざ隠したりしなくていいので、ストーリーは気楽に進み、なおかつゆったりとした作風が守られている。さらにゆりえと「二宮健児」くんとのラブストーリーもゆったり進んでいくので、見ていて飽きない
いや、これが残念ながら飽きる。確かに宇宙人の回、海の家の回は面白かった。しかし、中盤から1話完結のミニストーリーを淡々と並べているだけで、なかなかに目新しいものが見当たらなかった。特にTV未放送の8話と11話はバチが当たるレベルでつまらない。なんかの伏線か?と思い我慢して見たが、後に未放送という必要ない回だと知り愕然とした。
だが、ハートウォーミングというか、感動する話を盛り込んでいるのは確かだ。宇宙人の回、戦艦大和の回、そしてTV版最終回の15話は、わりかし定番の流れながら感動するものがある。
導入の5分は面白く、中盤がつまらない、ラストはちょっと感動、の流れが4話以降毎回続くと思って差し支えないと思う。叩く文面が多いが、TV未放送を削ってみればいい作品だと思う。見ようとしている人を止めはしない。
最後に。
神様が主人公だからと言って、神アニメとはならない